肘内障! お子さんが急に手を動かさなくなった場合その可能性が!

 先ほど3歳の女の子が肘内障で来院されました。

 今回で二回目とのことでしたが、今回は保育園で転倒した際に手をつき受傷してしまったそうです。多くは未就学児に発生し、手を不意に引っ張った際や自分の意志と違う方向に引っ張られた際に外れる(抜ける)ことがあります。まれなケースで寝返りをうった際に外れることもあるので、朝注意して見てあげてください。

 

 小さい子はまだ骨格がしっかりできていないので、肘の橈骨頭、輪状靭帯が形成が甘く抜けてしまうことがあり、それが肘内障です。どこかを痛めているわけではないのでしっかり元に戻してあげれば固定も必要ありません。時間も数秒でしっかり整復できます。

 

 お子さんが急に手を使わなくなったり、片手でしか物を掴まなかったりしたら疑ってください。抜けている腕を触ったり、動かそうとすると泣いて嫌がりますので。時には鎖骨を骨折していて使わない場合もあります、その場合は両脇から抱えて上げてみてください。肘内障なら泣いたり嫌がりはしません。鎖骨骨折だと泣き出し、痛がり嫌がります。

 もしお子さんが急に手を動かさなくなったり、動かすと泣いてしまったりする場合はすぐ当院へご連絡ください!

 ↓ちなみにこのような場合には抜けませんので安心を

 宇都宮市で身体の不調ある方は泉が丘整骨院へ スポーツ外傷も得意です。