指の脱臼整復 初めてのタイミング

 一昨日ちょっとした初体験がありました。ミニバスの審判中、選手の一人が「すいません。指が変です。」と私のもとへ。その直前にはディフェンス中、相手の強いパスが当たっていましたが、手に当たっているものとは思わず、小指を正面から見てみたところ、普通の指だなぁと。普段試合中に出血することがあるのでそのようなものかと勝手に思い込んでいました。

 がしかし、横から指を見てみると変形してるではないか!関節が分厚くなっていて、骨が骨に乗っかっている状態。すぐさま試合を止め、指がたぶん脱臼していますとベンチに交代の助言を。指導者さんや保護者さんも出血だと思っていたので、脱臼の言葉に驚き、バタバタと。

 ここで後悔…試合の運営もあるので、そのまま選手交代させ迅速に試合再開。ここで指を整復してあげれば良かった…

 ただそのあと指導者さんがタイムアウトを取り、私を呼び、指を入れてくれ!とそりゃそうですよね。とダッシュでその選手のもとへ。

 試合中、審判中に脱臼の整復をするのは初めて。ベンチの裏に選手を連れていき手指を把持しけん引。ポキッと音を出してスムーズに整復完了!

 試合中ですが指導者さんも器用に固定具を段ボールで作っていただきそのままテーピングで固定。

 その後指も動かせていたので一安心でした。その選手も3月に行われる全国大会に出場する主力の子なので、大事に至らず、そこまでに回復し活躍することを期待し、応援しています。

 この経験によりいつどんなときでも、その場で冷静に判断し、即座に行動できるように準備しておかなければならないと感じることができました。

 脱臼整復も久々、なおかつ審判中は初めて!スムーズに入って良かった!

 宇都宮市で骨折、脱臼してしまった方は泉が丘整骨院へ 

 接骨院、整骨院とスポーツ現場での経験をもとに、施術致します。

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